鍼灸柔整新聞

連載『先人に学ぶ柔道整復』三十五 大正期の柔道整復師試験(後編)各地で実施、地位確立のため皆が奮起

連載:先人に学ぶ柔道整復
 大正9(1920)年10月、柔道整復術の公認試験として「第1回柔道整復術試験」が、東京の警視庁で2日間にわたり実施されました。1日目が筆記試験、2日目が実技及び口頭試問でした。  筆記試験は「骨の構造」「皮膚の生理的作用を記せ」「肋骨骨折の診断方法及其継発症に就ての注意」「打撲傷と捻挫との鑑別及症

こちらは有料記事です。デジタル版に登録すると続きをお読みいただけます。

モバイルバージョンを終了