鍼灸柔整新聞

連載『先人に学ぶ柔道整復』三十四 大正期の柔道整復師試験(前編)試験導入には接骨術の医学的根拠が必要

連載:先人に学ぶ柔道整復
 今回は、人物がテーマではなく、日本の近代衛生行政において、初めて実施された「大正期の柔道整復師試験」について取り上げてみたいと思います。  明治末期の柔道家(町道場の師範)の大半は按摩業者の門下となり、道場をマッサージ営業者あるいは免許所有者の出張所(拠点)として、患者を診る者が多かったといわれて

こちらは有料記事です。デジタル版に登録すると続きをお読みいただけます。

モバイルバージョンを終了