いい肥満、悪い肥満
伊藤 裕 著
祥伝社 946円
「肥満」は悪いことか? 食欲増進ホルモンがたくさんある私たちの体は、そもそも多く食べるようにできている。近年、太っていても病気になりにくい人の存在が主張されるようになった。
「いい肥満」の人は高カロリーの食事で体重を増加させる実験においてメタボリックシンドロームの診断基準「血圧」「中性脂肪の値」「肝機能」の変化が見られなかったという結果がある。そんな人の共通点は生まれつき優秀な皮下脂肪細胞を持っている点。
しかし諦めるなかれ! 「いい肥満」になる方法はこの限りではない。