鍼灸柔整新聞

柔整国家試験、問題漏えい報道 柔整師役員逮捕で「大変な事態」

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日整、全整協 事件受けてコメント

 10月上旬、柔整師の国家試験問題の内容を漏洩したとして、公益財団法人柔道整復研修試験財団の理事らが逮捕されるという報道が、新聞やテレビ、ネット等の様々なメディアで大きく報じられた。

 それらによると、同財団理事の三橋裕之容疑者と、問題の作成や採点を行う試験委員の黒田剛生容疑者が共謀し、複数の専門学校の教員に試験問題の要点を漏えいしたとみられ、柔道整復師法違反(秘密保持義務など)の容疑で逮捕された。同財団のほか、漏えい先とされる仙台市の専門学校には警視庁による家宅捜索が行われたという。

 公平であるべき国家試験の根幹を揺るがす問題であり、また三橋容疑者は公益社団法人日本柔道整復師会(日整)の副会長も務め、柔整療養費検討専門委員会の業界側代表として国や保険者と交渉を行っていた立場であったことからも、業界に大きな衝撃が走った。

 ニュース報道以降、本紙にも「寝耳に水で驚いている」、「大変な事態だ」という声のほか、「柔整師の社会的信用が下がってしまう」といった懸念を示す問い合わせが寄せられた。

 この事態を受け、日整は10月6日に三橋容疑者の逮捕を重く受け止め、お詫びの文書をホームページ上に掲載した。

 また、個人契約の団体で構成する「全国柔道整復師統合協議会」(全整協)は、同じ柔整師が引き起こした事件であることから、業界全体の問題として捉え、国民に向けたコメントを発表している(下記参照)。

 

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