鍼灸柔整新聞

今日の一冊 学校という「ハコモノ」が日本を救う!

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学校という「ハコモノ」が日本を救う!
大竹弘和 著
白秋社 1,980円

 1年のうち170日も使われていない「学校」を有効活用し、日本の明るい未来を創る――教育面ではなく、施設利用という「ハコモノ」の側面からの著者の提案だ。体育館や校庭、音楽室、図書室と施設が充実している学校の統廃合が進む一方、巷では学習塾や音楽・スイミング教室などは盛況。この民間パワーを「聖域化」されている学校施設に注げば、多くの無駄が省け、人も集まり、さらには教育格差、体力低下といった子どもを取り巻く社会問題の解決も図れる……少子高齢化時代のハコモノの可能性に迫る一冊。

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