鍼灸柔整新聞

レポート『愛知県大府市主催の防災イベントに参加して』

エコノミークラス症候群の予防法を指導

 8月7日、愛知県大府市の地域防災スクール事業の一環で開かれた「ぼうさい体験ラリー」に参加しました。今回、大府市より当会・愛知県鍼灸マッサージ師会に要請があり、当日は「避難所でのエコノミークラス症候群予防」のブースを担当。来場した小学生とその保護者に向けて、災害時の避難所生活で引き起こるエコノミー症候群の予防体操を指導しました。参加者の災害関連死に対する関心度は非常に高く、高学年くらいの子どもであれば真剣に聞き入れ、体操に取り組んでくれました。コロナ禍でしたが、感染対策もしっかり行いつつ、下腿のみへの循環促進施術も実施。併せて、早い段階から水分補給と循環改善を促さなければ、エコノミー症候群の発症を抑えられない点を説明したほか、車中泊では特に注意が必要になると伝えました。それ以外にも予防体操のやり方や、避難所内で役立つであろうセルフツボ療法などをまとめた資料5点を配布。全ての資料は小学生にも分かりやすい内容で作成していますので好評でした。

 改めて、「はりきゅうマッサージ施術」を提供するだけではなく、日頃から自助としての健康維持に関する知識を地域住民に伝えることも我々あはき師の大切な役目だと実感したところです。大府市とは今年3月に地域包括連携協定を締結し、実際に災害が起きれば急性期からでも当会へ支援要請を行うこととなっています。今後の活動に向けて貴重な機会をいただけたと思います(愛知県鍼灸マッサージ師会 知多支部長 中井雄二)。

感染対策として後方より循環促進の施術を

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