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連載『先人に学ぶ柔道整復』二十四 二宮彦可(中編)
「二宮彦可といえば、正骨範」ということで、今回は現存する江戸期の接骨術の有名な古典である『正骨範』の著述までの経緯などを深掘りしたいと思います。 『正骨範』に影響を与えた人物といえば、同じ吉雄流外科の門下生であった、長崎の吉原元棟(生年不明―1800年)です。元は武士で、『杏蔭斉正骨要訣』の著者
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