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『医療は国民のために』279 被用者保険に見る財源の枯渇 ―止まらない高齢者医療拠出金に打つ手なし―
療養費の支払い側である健保組合の財務状況が厳しい。高齢者医療を支える「拠出金」が無策のまま膨張するのだから、保険料を引き上げるしか施す術がない。あと7年もしないうちに、協会けんぽの保険料率(平均10%)を超える健保組合も続出。そうなれば、そもそも健保組合を自主的に運営している意味は無く、今後1,0
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