鍼灸学科のある大学などの研究者らがあはき施術所の開設者及び施術管理者に対し、アンケート調査への協力を呼び掛けている。調査項目は令和元年度(2019年度)の施術所の概況、財務状況、経営実績と経営状況など。
帝京平成大学の宮崎彰吾教授が代表を務める研究班は、あはき施術所の経営実態について詳細なデータはなく、標準的な月間患者数などの単純集計結果の報告のみにとどまっていると説明。今回の調査によって、施術所の経営の参考になる資料を作成したいとしている。
なお、厚労省は病院の健全な運営に資する経営管理の指標を作成するため、その基礎資料とするべく毎年調査を行っているという。